masii’s notebook

僕がときどき投稿するDTM作品について、などの予定

蝶と嫉妬

非常に私的な作品です。

 

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この冬のある月夜、部屋の中にちょうちょが舞い込んできました。というか、最初からそこにいたかのようにじっとしてたんです。その後は、ときどき羽ばたいて僕のまわりを飛んでました。とても幻想的な光景。

一時間ほどすると姿が見えなくなってしまい、「ああ、やっぱり幻だったんだ」と妙に納得したんだけど、翌日また夜に現れました。その時は外に出たそうだったので、手でふんわりつかまえて、ドアをあけて外に出してあげました。

それだけの話。

 

…でも、なんかこのこと詞にしたいという思いがわきあがり出来たのが、この「蝶と嫉妬」です。なお当時、嫉妬という感情について別の経験をしていて、そのことが強烈に融合されています。

「ちょうちょに嫉妬し恋している飛べない小鳥」、小鳥は自分のことですね。

久々の作詞になりました(「そして、僕らはダンスを」以来)。

 

蝶と嫉妬
作詞・作曲:マシー


嫉妬にまみれ嫉妬にまみれ もう


重力隷従
いつの間にかまぎれ
羽をたたんで
君はなんなの?

ずっと無表情
でも何か言いたげ
ゆるい視線で
僕を惑わす


嫉妬にまみれ嫉妬にまみれ もう
嫉妬にまみれ嫉妬にまみれ もう


重力懐柔
すぐ虜の小鳥
空にいたのは
貴女(あなた)なんだろ?

何を見てるの?
まだ寒そうなのに
漂いながら
僕を見捨てる


月の夜に
立ち寄るよに
君はいたんだ
そこにね


重力愛執
稀に苛まれて
ふわり浮かんだ
君を見つめた


冬の朝に
消え入るよに
僕はいるんだ
そこにね

 

月の夜に
夢見るよに
君はいたんだ
そこにね


嫉妬にまみれ嫉妬にまみれ もう

 

 

詞先で、メロ→ベースの順番でつくったのは初めて。

メロディーは6音くらいしか使ってないはず。

うちのゆかりさんとしてはめずらしく高い音でずっと歌ってます。

 

音的には、ほぼ、ドラムとベースだけで出来ているアレンジだと思います。

あ、あと、ウクレレをいれています。これは、羽ばたいてるちょうちょのかわいさから連想していれています。

 

(動かない)動画制作wは久しぶりでした。

最初はちょうちょの写真素材を探してたのですが、なかなか見つからず、今のイラストを見つました。それと月の素材もみつけて組わせてみたら、意外とあの冬の月夜~明け方の幻想的な世界に近いかんじにすることができてて、満足してます。

 

自分としては大好きな作品なのですが、自分以外の人にとっては、かなりぎりぎりな作品になった自覚があり、しばらくの間発表するかどうか悩んでいました。でも、思い切って投稿したら、少なからずうれしい感想をいただきました。


ということで、ぜひご視聴いただけると幸いですーヾ(*´∀`*)ノ

 

では