幻想島ねこのうた
Mattie-Sのねこシリーズの2作目です。
肩の力抜けてのびのびやってます。
前作のだいだいにゃーのうたは、ほんわかムードのねこの歌でしたが、今回は少し不思議な南の島のねこの歌です。
実は曲としてはだいだいにゃーのうたと同時期昨年の初秋ごろにできていたものです。
夏から秋に移るころって少し切ないですよね。
実はもともとインスパイアされたものがあり、その光景に音をつけてみたいなってところから作りました。
今回詞も僕が作ったんです(思えばねこシリーズは僕が詞ですね)。
南の島の海が見える夕暮れ時ねこと散歩。だんだん日が暮れてきて周囲が見えなくなってきて、ねこの姿もだんだんみえなくなってきた。
この世のものとも思えないような夢のような景色で、ねこと一緒にいるのも現実のことかどうかもわからなくなる。
夢ではないのだろうか。一緒にいるつもりのねこも昔飼ってたねこを思い出しているんだろうか。
現実でも夢でもいい。またねこにあえるように星に祈ろう。それが明日なのかいつのなのかはわからないけれど。
幻想島ねこのうた 作詞:マシー
茜色した
あの空の果てに
シルエット追う
君は今どこなの?
光もう途絶え行く時間
風は海越え
まだ夜のさわり
花の香に酔う
僕を誘ってくれ
光もう途絶え行く世界
何も見えないって言わないで
君と辿った足跡がある
見上げた空に一筋の雲が遠くなびく
明日また巡り合えるようせめて星に願う
昨年その流れで出せばよかったんですが、諸事情で時期を逸し寒くなってしまったので、また来年暑くなったら出そうとしまいこんでいました。
やっぱり南の島のかんじは寒くては想像しにくいですからね。
1年待っている間にいつみさんが素敵な絵と動画をつけてくれました。
イメージどおりの幻想的な絵です。
グラデーションのように移り行く夕景で、歌詞の世界をあらわしていただきました。
ほんとは少し秋の匂いがしてくるころがイメージ通りなんですが、お盆という時期も少々スピリチュアルな側面のある作品にはあっていると思い、今出しました。
追記
楽曲的には簡単な作品です。自分の中では音のかんじが昨年風味で、もう少し良くしたかったのですが、これもまた当時の時間を封じ込めたかんじで必要以上にさわらないほうがいいと思いました。