ミラ
ミラというタイトルは、いつみさんがつけてくれたのですが、ちょっと不思議で気に入ってます。
Bメロが曲的にも詞的にもちょっとしたアイデアがありまして。メロディーとコード進行がBメロ区間で対称になってて、詞も回文になっているという構造です。
曲に関しては、最初は完全に対称だったのですが、やはり少し流れに違和感が出てしまう箇所を適当にずるをして微調整をしました(それでも十分変な感じですがw)。
詞をいつみさんに作ってもらうにあたり、対称になってるってアイデアを伝えたら、回文にしてみるといっていただいたのですが、きっと曲で対称にするのとは次元の違う大変さだったと思います。
というわけで、ミラとは、ミラーという意味。-と伸ばさないのがいつみさんのセンスですね。いろんな意味にもとれるし、ただ不思議だったりでもあるし。
曲の原型は実は今年2月くらいにはほとんど出来てたのですが、いろいろあって一年くらい経とうとしている今投稿できるのがなんか感慨深いです(まあ、僕の場合こういうことはよくありますが)。
あと、僕はアンニュイとかダークとか、放っておくとそういう方向に行きがちだし、そういう意味では明るめの作品にできたのはよかったです。
それと、動画見てもらうとわかりますが、初期にマティスとして投稿した2作、「乙女のロイト」のロイトちゃん、「せきららきるら」のきらちゃんが登場する続編になってます。これはいつみさんの創造部分がほとんどの要素ですが、結果的に音も絵も当時タッチをあんまり意識してなくて、素直に今のマティスなのですが、違う作風で作られたアニメの続編ってかんじでいいなと僕は気に入ってます。
バンドやベースに重点を置くために、DTMは少しゆっくりにしたということにしてますが、別に普通に両方やればいいやん、なんですよね、本来。そこは僕の不器用さの問題なんです。
僕は特にDTMでいつまでに何を達成したいとか目標があるわけでなく、作った作品を聴いていただける方に聴いていただければ満足なんで、ゆっくりというペースはかわんないと思いますが、今後も普通に作品を作れたらなあと思っています。
楽しいことしよう。